2020.12.12
家づくり情報

2021年4月 温熱説明義務化に向けて

社長 伊藤明

こんにちは!

西尾市のイトー工務店 代表の伊藤明です。


昨日は、サッシやキッチンなどの住設機器を

総合的に開発・販売をされているLIXILさんに

事務所へお越しいただき、

2021年4月から義務となる

建物建築の際の温熱性能の説明義務化に関する

研修をしてもらいました。


LIXILさんからは、

エコ住宅に採用している樹脂サッシ、

エルスターという種類の窓を

提供してもらっています。


さて、この断熱性能の説明義務化は、

国の重大な問題となっている

一次消費エネルギーを減らしていく事を

目的としています。


一次消費エネルギーとは、

私たちが一般的に使っている

電気は、二次エネルギーと言うのですが、

この電気などの二次エネルギーを1つくるのに、

2.27倍の一次エネルギーが使われます。


ということは、

住宅の私たちが家で使う電気代、

冷暖房費(二次エネルギー)を削減する事は、

イコールで一次消費エネルギー削減が

出来るということで、

家の断熱の性能を高めることで、

一次エネルギー消費を削減できる、

これが、この説明義務化が

されることとなった背景があります。


ただ、残念ながら、

断熱性能の仕様義務化ではなく、

断熱性能の説明義務化なので、

説明をすれば

断熱仕様が基準を下回っていても

問題ないということなのです。


次世代省エネ基準値以上の仕様を

義務化するには、

まだまだ世の中が付いてこれていないという

残念な見解なのだそうです。

この辺りは、大手のハウスメーカーさんは

ほぼ、どこも基準値をクリアしているので、

さすがだなぁと思います。


私たちイトー工務店は、というと、

最低ランクでも次世代省エネ基準値は

クリアしています。


断熱性能は、そのままお客様の住み心地や

お財布に負担がなくなる事につながりますので、

真剣に昔から取り組んでいます。


エコ住宅に関して言えば、

かなり国の基準値の上を行くので、

説明をわかりやすくできるようになれば、

何の問題もないというような状況で、

LIXILさんからも褒めてもらっています。


しかし、性能をクリアしていれば良いわけではなく、

但し、説明義務化《サインをお客様から頂く)

ということは、

それ相応の資料と説明する腕前が必要ですので、

今回、その資料を入力作業をしていけば

簡単に作成できるソフトを

LIXILさんから提供いただいたという事で、

昨日は午後半日勉強しました。


私と水谷の二人で聞きましたが、

真剣に聞きすぎて、

写真撮るのを忘れてしまいました(笑)


水谷はまだまだそこまで

温熱性能に詳しいわけではないので、

とても良い勉強になったのではないかなぁと

思っています。


私はというと、

サッシの性能の見直しが成されるということで、

ショックを受けた1日となりました。


これからも一生懸命勉強していきます!

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