2021.04.28
家づくり情報
イベント情報

温熱セミナーを開催しました

社長 伊藤明

先日の温熱セミナー開催のご報告です♪

こんにちは!

西尾市で高気密高断熱住宅を建てる

イトー工務店 代表の伊藤明です。


先日、イトー工務店で温熱に関するセミナーを

開催させていただきました。


土曜日、日曜日合わせて

個別対応のセミナー開催でしたので、

多くの方にお会いすることはできませんでしたが、

断熱にとっても興味をお持ちの方から、

家づくりを考えはじめたばかりの方まで、

本当にいろんな方にお話をお届けできて

とっても楽しかったです。


どのご家族にも共通することは、

誰も家づくりで失敗してもいいとは思っていない

ということです。

これ、当然ですよね。

失敗することがわかっていて、

人生最大の買い物に立ち向かう人は、

おそらく限りなくゼロだと思うのです。


でも、私たちからみていて、

「あ〜、このままだと失敗しそうだなぁ」

と思うご家族は結構いらっしゃいます。


その大きな原因は、

・知識が不足している

・経験が不足している


ここにつきます。

経験が不足しているということについては、

不足していて当然で、

数年で一回、携帯電話を買い換えるような勢いで

家づくりをされるかたなんてほとんどいません。

そんな方がいたら逆に怖いです笑


ほとんどの方が、初めての家づくり。

稀に2回目という方がいらっしゃいますが、

ほんの一握りです。


ですから、ほとんどの方が経験がありません。

その経験を補うために、

本やネット、Youtubeなどで、

知識を身につけるという方法があるのですが、

知識をつければつけるほど、

「本当なのかなぁ」という

自分自身への疑問へと変わっていきます。


例えば断熱。


断熱材を厚くして、

性能の高い家に住めば1年中快適で、

光熱費が少なくて済むんだ。

という情報が手に入ったとしても、

実際に住んでいないから、

本当かどうかわかりません。


高性能住宅で暮らした経験がないのです。

なのでよく質問されます。

本当に断熱性能が高い家は、

快適で光熱費が少なくて済むんですか?って。


私の答えは△です。


どんなに性能の高い家にしても、

1年中快適で光熱費が安くなるかと言われれば、

半分マルで、半分バツなんです。


「断熱性能が高ければ良い」という、

知識半分で高性能住宅を建ててしまうと、

冬は暖房費がけっこうかかるけど、

あったかい家ができます。

夏は、冷房費がめちゃめちゃかかるけど、

涼しい家ができます。


高性能だからと言って、

こんな家を建ててしまうと、

待っているのは高額なローンの支払いと

光熱費の過剰払いです。


私の恩師、

兵庫県の松尾設計の松尾先生も

同じことをおっしゃっておられます。

あ、松尾先生のYoutubeは、

多くの方がご覧になられているので、

一度見てみてくださいね。

かなりマニアックですが、

これから家づくりをされる方には

必須情報ではないかなぁって思いますので。


さて、本当に快適なお家に住みたいのなら、

断熱意外に気をつけなければいけないポイントが、

6つあります。

合計7つのポイントをクリアして、

本当に健康で快適で、光熱費も安い、

コストパフォーマンスが素敵なお家ができます。


その残りの6つの内の1つが「気密」です。


これについてはまた詳しくお話ししますが、

気密性能が悪いと、

どれだけ断熱性能を高めて、

高性能住宅にしたとしても、

効果が激減します。


非常にもったいない。

でも、どうやら、

大手のハウスメーカーさんでも

気密の測定をしないで

高性能住宅をうたっている会社さん

結構あるらしいですね。


気密性能が悪いと、

特に高断熱住宅の場合は、

家の中の空気の新鮮さにも関係してきます。


換気が計画的に行われないってことです。

ということは、

換気扇や、換気システム周辺の空気だけが

新鮮な空気なんだけど、

それ以外の部分の空気は

主に二酸化炭素によってですが、

濁っているととれてしまうんですね。


二酸化炭素や空気って透明で目に見えないから、

判別がしにくいです。


気密の良い家は、

隙間がないからこそ、

換気計画を立てると、

空気がしっかりと動いてくれます。


気密性能って本当に重要です。

温熱セミナー 追加開催!!

今回の温熱セミナーですが、

ご好評いただきまして、

来月に追加の開催をします。


近日中にホームページの

イベント蘭にアップしますので、

本当にあったかい家、涼しい家に住みたい方は、

是非とも聞きにいらしてください。


お会いできるのを楽しみにしています。

もっとイトー工務店のこと詳しく知りたい方はこちら