2019/10/28
社内の日常
A様邸で気密検査を実施しました!
こんにちは!
イトー工務店 代表の伊藤明です。
今日は家づくりのお話をさせていただきます。
先日構造見学会を開催したエコ住宅現場で、今日、
専門の検査の方を招いて”気密検査”を行いました。
エコ住宅を建てる上で大切な事、
それは、断熱性能が高いことと、
気密がしっかりととれていること。
気密がとれているというのは、
要は家の中に極力隙間が無いようにするということです。
イトー工務店のエコ住宅は、
このように、壁の中に発泡ウレタンの断熱材を目一杯吹き付けて、
断熱性能と、気密性能をあげます。
その他にも、気密を取るために、
地味な隙間つぶしの作業を行います。
こうやって、検査員が窓に目張りをしながら準備をします。
伊藤明、ドキドキ状態です。
大丈夫なはず…、数字は良いはず!
そう願いながら、検査開始を待ちます。
検査開始!!
この大きな大砲のような機械から、
圧力をかけて家の中の空気を外に押し出して、
家の隙間から空気が入ってくる抵抗値を見て、
C値(隙間の値)を計測します。
伊藤明、ドキドキ状態マックス!!
結果、C値=0.2という数字でした。(少ない方が性能が良いです!)
キターーーーー!
いい数字です。
ちなみに、C値をあまりご存知無い方のために、
測定の検査員さんが教えてくれた事をここに載せさせていただきます。
C値が、一般的な気密を考えていない住宅で、3.0〜4.0、またはそれ以上。
大手ハウスメーカーさんで、高気密住宅と言われるもので、
C値=2.0以下。
性能で有名なハウスメーカーさんで、
C値=0.6くらい。
そして、私たちがエコ住宅で基準値としているのが、
C値=0.5以下。
そんな中で出た0.2です。
どんなに断熱性能が高くても、
気密がしっかりとれていないと、
温かい空気や、涼しい空気は抜けていってしまいます。
また、外気から隙間を通って中に入ってくる空気のせいで、
家の温度が奪われていくこともあります。
なので、断熱性能ばかりが良くても良くないわけです。
この検査のために、
地味に現場で隙間をウレタンで埋めてくれた監督の伊藤のドヤ顔です(笑
いやぁ、良く頑張ってくれました!
これで安心して、このあとの工程を進めていくことができます。
そして、お客様に安心して、エコ住宅をご提供できます!
エコ住宅の詳しい情報は、こちらから▼▼
それではまた!