2019/11/19
家づくり情報
□そもそも住宅ローンとは・・・Part2□
こんにちは^^
家づくりアドバイザーのなかぞのです!
今日は風も強く昼間でも冷えますね。
この時期になると肌が乾燥して
指先がカッサカッサになるので、
ハンドクリームが欠かせません。
ハンドクリームを塗っていると
事務所に見えていた会計士さんに
女子力高いねーと言われました。
僕も、もう37歳です。
女子力高いねーと言われると
さすがに恥ずかしかったです(^^;
さて、この間の続きで、
「そもそも住宅ローンとは何か?」
について始めていきましょう。
住宅ローンは、その名前の通り
「住宅の購入資金を対象に融資を行う商品」
です。
他の融資に比べ、
極めて金利は低く抑えられ
返済期間の多くは35年までと
長いのが特徴ですね。
返済期間を長期とすることで
毎月の返済額が少なくなるので、
30歳前後の世帯が
定年退職時まで月収の範囲で
返済を続けていくことで、
人生で一番高額な買い物と
呼ばれる住宅を購入することが
できるようになります。
実は、
これだけ返済期間が長い
融資商品は住宅ローンを
除いて他にはありません。
もともと金融機関にとって、
返済期間が長い融資ほどリスクが
高いものはないので本来はあまり
融資したくない商品です。
ですから当初、
民間の金融機関は住宅ローンへは
積極的ではありませんでした。
歴史的にみると、
1970年代後半までは、
民間金融機関では現行のような
(低金利・長期期間)の
住宅ローンは殆ど開発・普及して
いませんでした。
普通、銀行では先述の通り
定期貯金や国債など短期資金
主体で運用しているため融資に
至っては金利上昇リスクがある
長期融資そのものが
不得意だったからです。
一般の個人向けの融資商品として
総合口座の当座貸越や
無担保証書貸付は
存在していたものの
個人向けのサービスは
貯金業務が主体だった為
銀行が融資対象としていた
個人は企業の役職者や
実業家、専門職、公務員など
ある程度の地位と安定収入が
ある人に限られていました。
つまり、
1970年代後半までは、
民間金融機関による住宅ローンは
ほとんど無かったと言っても
過言ではありません。
では、
それまでは住宅ローンは
どうしていたのでしょう?
次回は国によって設立された
特殊法人についてお話しを
していきたいと思います。
それではまた次回^^