2020/10/22
家づくり情報
一種換気の追記です
こんにちは!
西尾市のイトー工務店 代表の伊藤明です。
今日は、先日お話しした一種換気のダクトレス式、
ツインエアフレッシュの良さをお伝えしたいと思います。
今、この建築業界の一種換気には、
ダクト式とダクトレス式の二種類があるというのは、
前回お話しした通りです。
でも、このダクトレス式を選択すれば、
選ぶメーカーは一種類かというと、
そうでもありません。
私たちが採用している日本スティーベルの他にも、
有名なメーカーだけで、他に3社あります。
(ちょっと名前は伏せさせていただきますが)
その中で、なぜ日本スティーベル製の
ツインエアフレッシュを採用しているのか、
そこを今日はお話ししていきたいと思います。
私たちが、ツインエアフレッシュを
採用している理由は3点あります。
- 音が静か
- 掃除が簡単
- コスト
この3つが私たちが他社製よりも、
日本スティーベル製のものを推す理由です。
①音が静か
こちらをご覧ください。
これは、日本スティーベル製の
ツインエアフレッシュの内部構造です。
左側が室内側、右側が屋外側です。
室内側から見て、
・カバー
↓
・室内側フィルター
↓
・熱交換素子
↓
・ファン
↓
・屋外側フィルター
↓
・外気フード
となっています。
この構造で、他メーカーとの一番の違いが、
ファンの位置です。
ファンが内側にあるか、外側にあるかで、
音の問題がかなり変わってきます。
データによると、
室内側にある日本スティーベル製の
ツインエアフレッシュは、
風量の弱から強までの範囲で、
12dB~31dBとなっています。
他メーカーさんですと、
風量の弱から強までの範囲で、
おおよそ20dB~44dBとなります。
それぞれの強さで10dB違うというのは、
かなり大きな違いではないでしょうか?
こちらのだいたい、
10dbは音として認識できるかどうかという程度。
20dBは、音として認識できてしまう程度。
と言われます。
この24時間換気は、
常時ONにしておかなければならない為、
音としてあまり認識はしたくないですよね。
なので、音の小さくするために、
屋外側にファンを設けているのが1つ目の特徴です。
②熱交換素子の位置とお掃除らくらく
先ほどの画像に、熱交換素子という、
前回お話しした熱交換という仕組みの部分の
写真をご覧いただきます。
真ん中部分が熱交換素子という、
セラミック素材になります。
このセラミック素材の位置が、
ファンよりも室内側にあるので、
ファンの屋外フィルターを通った空気が
このセラミックを通過するという事になります。
なので、そこまでこの熱交換素子は、
汚れる事がないのが特徴です。
他社さんの場合は、
ファンよりも外側に熱交換素子があるものが多いです。
ですので、とっても汚れるそうです。
(私はつかっていないのでお話しを聞くだけですが…)
その汚れを取る為に、
バケツの中にジャブジャブして
「水洗い出来まーす」
という宣伝をしています。
これは、水洗いをしなければいけないくらい、
汚れてしまうという事なので、
めちゃめちゃ汚れた状態で、
洗い始めるということなんですよね。
だったら、そもそも汚れが少ないに
超したことはありませんので、
日本スティーベル製のツインエアフレッシュなら
掃除機で簡単に吸えば、
お掃除ができてしまうくらいの
熱交換素子の汚れ具合となるわけです。
③コスト
そして最後はコストです。
他社製品は、ダクトレスの一種換気を設置するのに、
だいたい1軒の家で、
50万円以上かかってくると言われます。
やはり、デスクトップPCとノートパソコンのように、
小型化した仕組みは高い!という事です。
そこが日本スティーベル製のツインエアフレッシュは、
メーカーさんとの特別な取決めにより、
1棟で設置個数にもよりますが、
約30万円で設置ができます。
かなりこれは大きなコストの違いに
なってくると思います。
というか、日本スティーベルさんに、
ダクトレスなら、
ツインエアフレッシュでいきたい!と
私が熱を込めて語りまくって実現した価格です(笑)
以上の3点が、
私たちがダクトレス式の中でも、
日本スティーベルのツインエアフレッシュを
採用している理由です。
前々回もお話ししましたが、
この熱交換というのを実感できる
実験機があるので、
是非、一度この熱交換という仕組みを
見に来てください!