2022/10/29
エコ住宅豆知識家づくり情報
寒くなってきてもモデルハウスは・・・
こんにちは。
西尾市で家づくりを通じて幸せつくりたい!
イトー工務店 代表の伊藤です。
だいぶ寒くなてきたこともあって、
今日はモデルハウスの室内の温度がどんな感じなのか?
について書いていこうと思います。
高断熱の家は本当のところあったかいのか?
この疑問についてお答えしていこうと思います。
今日の午前中と、夕方の日がかげる頃に
高断熱仕様の弊社モデルハウスで温度計測をしています。
まずはこちらの写真をご覧ください。
リビングのこの景色のサーモカメラをオンにすると・・・
こんな感じになります。全体的に柿色っぽくなっていて暖かいイメージです。寒いと黒や青色になります。
これは、午前中のモデルハウスの壁の温度を
サーモカメラを使って調べたものです。
計測の時間は9時30分です。
この時間でサーモカメラを使って調べると、
壁の温度は20.2度でした。
ちなみに室内の温度は22度です。
暖房なしでこの時期に、
この室温なら、高断熱仕様として、
まぁまぁかなって思います。
ただし、この時、室内の温度と
人間の感じる体感温度には差がでます。
これを「体感温度」といいます。
この体感温度を算出する公式が
「(天井・壁・床の平均温度+室温)÷2」です。
この公式にあてはめると、
エアコンなどで室内温度が高めの温度に
一次的になったとしても、
床や壁、そして天井の温度が低かったら、
その部屋の体感温度は寒いといことになるんですね。
だから低性能の住宅は室温が高くても「何か寒いなぁ」
と思ってしまうし、
高断熱な高性能住宅は22℃前後の室温でも
暖かいって感じることができるわけなんです。
要は、空気の温度も大事だけど壁や天井、
床の温度もとっても大事ってことなんです。
イトー工務店のモデルハウスになっているエコ住宅は、
高断熱仕様として建てていて、
断熱性能が高いので、
日中の日当たりのお陰で
壁や天井が暖まっています。
ですから室温が25℃とか26℃とかになってなくても、
体感温度が高くなるという仕組みなんです。
ちなみにこれが夕方5時くらいのモデルハウスの温度です。
室温は23℃で、壁や天井の温度はこんな感じです。
これが壁の温度は21.8℃です。
温度が3つある上の数値が計測点の温度となります。
これが天井の温度は21.4℃です。
下の換気口の温度が極端に低いですね。
18℃です。
見えにくいですが、これが床の温度です。数値は22℃です。他の壁、天井に比べると高い温度ですね。足元が暖かいので寒さを感じにくいです。
体感温度の公式にあてはめていくと、
(23℃+(22.4℃+21.4℃+22℃))÷2=22.5℃
となります。
ツイッターなどを見ていると、
最近、暖房をつけられたという方もいらっしゃるみたいですが、
イトー工務店のモデルハウスはまだまだ大丈夫そうです。
もしもここに4人家族くらいで住んでいたとしたら、
人の発熱量でもっと室温は高くなっていると思うので、
この冬の入り口くらいの時期で有れば、
全く問題なく快適に過ごしていただけると思います。
これからどんどん寒くなってくるので、
都度、モデルハウスの室温や壁の温度を計測しながら、
皆さんにお伝えしていけたらお役に立てるかなって思っています。
期待していてください。