2025/02/20
家づくりは家計管理から
家づくりは家計管理から今回は家づくりの為に絶対した方が良い「家計の見直し」のお話しです。
皆さんは医療保険に加入していると思います。
どれくらいを目安に入っていますか?
明確な根拠無く、何となくで入っているという方もいるかもしれません。
今回は、医療保険について知っていただこうと思います。

高額療養費制度
ご存知の方も多いと思いますが、健康保険に加入している人は、
基本的に1か月の医療費の支払い上限(自己負担限度額)が決まっています。
これが高額療養費制度といものです。

自営業の方で国民健康保険に加入している方、会社員の方で健康保険に加入している方、
どちらの方にもこれは摘要されます。
ということは、多くの方が概ね90,000円程が1か月の上限金額となります。(パジャマ代や入院が個室など自己負担はあります)
ということは、90,000円÷30日=3,000円/日という計算式が成り立つので、
1日あたり3,000円~5,000円の給付が下りる医療保険に入っていれば
家計に対するダメージは基本的に無いという事になります。
(最近は高額療養費も対象負担額が増える話が出ていますが、まだ今のうちは劇的に増額は難しいと思います。)

付加給付
この高額療養費制度だけでも安心できる制度ですが、
この高額療養費制度にプラスαで給付される健康保険があるのは、
実はまだあまり知られていないようですが存在します。
労働組合などがある大きな企業の従業員の方は、
この高額療養費制度の自負負担限度額に対して、
-20,000円の限度額ですみます。これが付加給付という制度です。
ですので、実際に付加給付がつく健康保険に加入している会社員の方ですと、
約70,000円の自己負担で済むということになります。
そうなると、70,000円÷30日=約2,400円となり、
医療保険の必要金額を大きく下げることができるわけです。

家づくりをする時の保険の考え方
家づくりをするには、多くの方が住宅ローンを借りて家づくりをされます。
私達としては、家づくりをしたから家計が窮屈になって、
住みはじめた後にやりたいことができない、行かせたい学校に行かせられない、
外食が出来ない、旅行に行けないなど、悔やむような家計にしてほしくありません。

その為には、建築費をしっかり熟慮することも大事ですが、
加入している固定費、特に保険の見直しは絶対にした方が良いと思っています。
家計管理をして、無駄な保険を省き、そのうえで満足のいく家づくりをして、
そして住みはじめた後も笑顔で暮らしていただけたらいいなあと思います。

保険の役割りの大前提は、
「家計に大きなダメージになりそうなリスクを回避するもの」ですから、
今回の医療保険で言えば、入院して月々の医療費が70,000円~90,000円になることがリスクです。
このリスクを回避できるのであれば、
それ以上給付される保険に入る必要はないのではないでしょうか?

無駄を見直してお金を正しくつかえるように家づくりでお金の無駄を省き、
必要なことへ必要なお金を使えるようになるには、
ご家族の家計を見直すことが重要です。
家づくりを考えているのであれば、必ずライフプランを行って、
お金に安心安全な家づくり計画をしていきましょう!

イトー工務店では、
家計管理に特に力を入れています!
もしライフプラン・家計管理にご興味ある方は、
こちらのページもご覧ください(^^)/