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BLOGスタッフブログ

2025/08/06

2025年も建築会社の倒産ニュース多いです…

2025年も建築会社の倒産ニュース多いです…

世間では物価高騰、職人不足、コロナ融資の返済や、
コロナ禍で借りた大きな融資金が返済できず、
ハウスメーカーや工務店の倒産が相次いでいるという業界ニュースをよくみます。

ネットで検索しても常に建築会社の倒産が

これ、家づくりをされる方にとっては、
実は「建築会社って倒産が多くて大変だなぁ」という呑気な話ではありません。

では工務店の倒産って、家を建てる主にとって、どんな被害があるのか?

今日はそんなお話しです。

建築中に工務店が倒産するとどうなるの?

まず結論から申し上げると、建築中に工務店が倒産すれば、工事がストップしてしまいます。
工事がストップするということは、もし賃貸に住んでいる方であれば、
いつまで経っても家に入居することができず、そのうち住宅ローンの返済も始まります。

とてもじゃないけど、幸せな生活とは程遠い、辛い生活になってしまいます。

また、新築工事は工事の途中途中で大きな金額のお支払いがありますから、
倒産してしまうと、その支払った分のお金も返ってきません。

一番最悪なのは、契約をして契約金を支払った後に、倒産した場合です。

しかも、ハウスメーカーや工務店にそそのかされて、
契約時に大きな割合の金額を支払ったあとに倒産なんていう方は、ひどいものです。

昔、こんな倒産の話がありました。

とある倒産してしまった、かなり大きめのハウスメーカーさんが、
「契約時は本来、契約金額の10%の支払いなのですが、
このタイミングで全体の70%の金額を支払ってくれるのであれば、
請負契約金額(建築金額)を大幅に割引します。
」と言っていました。

これは私たちが見るととても危険なのが一目瞭然なのですが、
倒産するなんて思ってもみない希望に満ちたご家族からすると、

「え!?大幅に値引きになるなら、どうせ払わなければいけないお金なんだから、
早く払って値引きしてもらおうよ!」という話になったんです。

そして、70%の契約金を支払って、その日のうちにそのハウスメーカーが倒産しました。

支払った70%のお金は返ってきませんし、家も建ちません。

この場合、良くなかった点は2つあります。

  1. 倒産しそうな会社かどうか確認する方法を知らなかった
  2. 信じ切って契約書の取決めの金額以上の金額を支払った

この2点は、家づくりをされる方が見落としがちな部分です。

すなわち、この2点に気をつけて、倒産しない会社を選べれば、
失敗しなくて済むかもしれないという事になります。

特に「1」ですね。ここが見抜ければかなり安全に完成までいけるでしょう!

さぁ、どうやったら倒産しそうかしなさそうか、見破れるのか?

お伝えしていきますね。

1.契約を急かしてくる会社は要注意

契約をそもそも急かしてくる会社は避けた方が良いでしょう。
倒産の可能性あります。

家づくりは一生に一度の大きな買い物です。

ご自身が納得のいく家づくりをする為に商談をしているのに、
突然、もしくは急に契約を急かしてくるということは、
何か後ろめたい理由があるはずです。

その可能性は2つ。

  1. 営業マンの成績ノルマがやばい!
  2. 会社が資金が回っていなくて財政難となり倒産しそう。

これは我々建築業界内だととても有名な話です。

でも、はじめての家づくりですから、契約を急かされても
「そういうものなのかも…」と
したがってしまうこともありますし、

「今月契約していただけると、
〇〇万円値引きさせていただく事ができますので、
お得に家づくりができますよ。」
なんていう魅力的に聞こえてしまうトークも聞いたことがあります。

こんな言葉に惑わされずにきちんと納得のいくまで考えるのは重要です。

ご自身の家づくりのスケジュールを、
建築会社の都合に従う必要はありません。

(入居に対して期限がある方ですと、のんびりしていてはいけませんので、
その際はある程度急かされることがあるかもしれませんね)

ちなみに、
イトー工務店では、すべての打合せが完了するまで、
請負契約へは進まないようにしています。

当然、着工時期も請負契約へ進むまでは、
着工目安はご提示できても正確にいつ着工していつ完成とは決められません。

これは、当然私たちが財政難ではないし、
倒産リスクがかなり低いからという前提にはなりますが、
加えて、中途半端な金額で請負契約をすると、
その後の様々な打合せで金額の増減がはげしくなったりすると、
間違いのもとになりますし、住宅ローンの金額も不確かなものになってしまう為、
人生を左右する住宅ローンの金額を正確性を持たせるためという目的もあります。

すべてはお客様の安心安全を考えて!です。

というこで、まず1つ目に気を付ける倒産会社回避のポイントは、
「契約を急かしてくる会社や担当者は避ける!」です。

2.契約書以上の支払い要求や、お得キャンペーンを持ち掛けてくる会社は要注意

これは先ほどの昔話の例にもあるように、
契約で取り決められた金額以上に資金が必要というには、
何かしらネガティブな理由があるはずです。

一生に一度の大きな買い物で、そんなリスクを背負う必要はありません。

契約書以上の金額を支払ってくれたら値引きしますなんて話は言語道断です。
裏側に何かやましい(倒産リスクな)理由があると踏んだ方が良いでしょう。

ポイント1と2を合わせて最悪なのが、
「今月契約していただけたら、〇〇万円値引きしますので、契約してください。
あと、契約金も多めに払っていただける方には、請負契約10%引きキャンペーンもあるので、
今月契約していただくのがお得です!」
という営業トークがありますから、 このトークはホントに危険視してくださいね。

このトークを繰り広げてきたら、
いくら契約寸前とはいえ、「むむむーーー!!」と倒産に対して身構える事が重要です!

3.「完成保証つけれますか?」というキラークエスチョン

「あなたの会社は倒産しそうですか?」と建築会社に聞いたとします。

その時に、倒産しそうな会社が、
正直に「うちは倒産しそうですから、家づくりは託さない方がいいですよ。」
なんて教えてくれません。絶対に(笑)

何とかしてお金のやりくりをしているわけですから、
1件でもなんとか受注をしてお金を回さなければ倒産してしまう…
という崖っぷちで経営されていますから、
平気で「大丈夫です!」と言うでしょう。

だとしたら、どうやって倒産しそうかどうかを見分ければいいかわかりませんよね。

そこで、

「完成保証つけれますか?」と打合せ初期段階に聞いてみてください。

もし、「付けれますよ。」と言われたら、
「では完成保証がつけれる証明書みたいなものを提示してもらうことはできますか?」
ここまで聞いてみましょう。

案外、「付けれますよ」と気軽に言う会社さんは、
完成保証の事を知らないケースもあるようです。

取ろうと思えばいつでも取れるだろう?
なんて呑気な人もいます。

でも、完成保証は登録制ですから、
おいそれと簡単に使えるものではありません。

また、この完成保証というのは、

もしもウチが工事が完成するまでに倒産してしまったら、
保証会社の力を使って工事を完成させて引き渡しまでたどり着かせます
。」

という保証です。
工事中に倒産しても路頭に迷う事が無いようにと定められた保証です。

大事なのが、これが使えるかどうかだけ聞いてみて下さい。

というのも、実際に使うとなると100,000円程度かかってしまいますから
必ずしも使う必要はありません。(実際の金額は保証会社によります)

ここで重要なのは、「使えるか、使えないか」
「登録してあるか、していないか」です。

使える会社は、保証会社の審査をパスしており、
財務状態のチェックも会社の状態も健全と第三者に認められた会社ですから、
倒産の危険性は極めて低いと言えるでしょう。

というのも、イトー工務店も完成保証に加盟していますが、
数年分の決算書を提出したりなど、念入りにチェックが入ります。

これを、人と人とのお金の貸し借りに例えてみるとわかりやすいと思いますが、
絶対にお金を返してくれそうな人(お金に困っていない人)には、
安心して一時的にお金を貸せますが、
お金を返してくれなさそうな人(踏み倒しそうな人)には、
安心てお金なんて貸せませんよね。

保証会社も同じこと考えています。
つぶれそうってわかっている会社に、何千万円の規模の工事を、
たかが10万円程度で保証してくれると思いますか?

倒産しないっていう保証があるから、
何千万円の工事を10万円程度で完成保証っていう保証をつけてくれる
わけです。

だから、この「完成保証つけれますか?」という質問は、
「あなたの会社は倒産しないと第三者が保証してくれていますか?」
という質問と同じ意味合いになるのです。

完成保証を使えるなら、
こんな感じの保証書が配布されますので、
この保証書を見せてもらって安心して家づくりに取り組んでいただけたらと思います。

完成保証制度と明記されています。

まとめ

さて、今回は、倒産しない会社を見抜く為の目利き術をお伝えしました。

その方法は、

  1. 契約を急かす会社は倒産リスクが高いので避ける
  2. 契約金の支払い以上の支払いやお得な特約がある会社は倒産リスクがあるので避ける
  3. 完成保証を打合せ初期段階に見せてもらい倒産リスク対策をする

以上です。

こちらの内容をイトー工務店のYoutubeチャンネルでも代表の伊藤が話していますので、
是非、そちらもご覧ください。

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