こんにちは!
イトー工務店の伊藤です。
相変わらずの松葉杖生活です。
こんな生活なので、
動画見たり、本を読んだりが多いのですが、
昔、メモをとった記録を読み返したりもしてます。
そんな中で、この言葉が今になって本当に「なるほど!」って
思った記録があります。
それがこれです。
以下、メモより。
今、おそらくエアコンを使っている人達は、
「部屋を冷やす」「部屋を暖める」為に冷暖房を動かしていると勘違いしている。
でもそれは、「人を冷やす」「人を暖める」為に動いている。
知らない間に目的が間違ってしまっている。
その証拠に、エアコンをオフにすると、
そんなに時間が経過しないうちに「暑い」「寒い」となってしまっている。
直接風があたらないと「涼しい」と感じられないこともある。
エアコンの風を浴びていないくても快適にいられること、
それが本来の空調の在り方。
以上、記録。
昔、まだ断熱を学び始めて少しした頃の記録ですが、
今読むと頭にズバっと入ってきますね。
いやぁ、ホンとその通りです。
もっと、これを突きつけるならば、
暑いとか、寒いとか、あったかいとか、涼しいとか、
何も温度に対して感じなくなるくらいの状態。
これこそが本当に理想ではないでしょうか。
温度に対して「無」であること。
ここへの追求が大切ですね。
数字遊びで断熱性能がいくつとか、
気密性能がいくつだとか、
そんな競い合うことではなく、
これから家づくりをされる方々が、
室温に対して「無」でいられる状態。
ここが大事ですよね。
今日は、昔のノートの記録から引っ張りだした内容でした。