先日、以前に担当してくれていた銀行の方が、
用があってイトー工務店へ来てくれました。
久々の再開で楽しい中、家づくりの話になりまして、
その方は少し前に家を建てて住みはじめたそうで、
ただ、性能がイマイチだから冬寒かったそうです。
その時言われたのが、
「せっかくいろんなことを勉強している社長(私のことです)を知っていたのだから、
もっと勉強してから家を建てれば良かった」そんな風に言ってました。
そうですね。
家は建てる時が一番大事です。
性能は壁の中や天井裏の問題ですから、後からどうこうできません。
そして、「何を建てるか」も大事ですが、
「誰(どの会社)と建てるか」の方がもっと大事です。
デザインにこだわりまくっている住宅会社は、
断熱とか性能そっちのけです。
ましてや、空調なんて自分でエアコン買ってなんとかしてって感じ。
私達みたいな空調までアドバイスする工務店だと、
何畳用(何キロ)のエアコンで大丈夫ですよ、とか、
1台で空調できるようにしましょう、とか、
様々なアドバイスができます。
さてさて、でも今回の根本の問題は、寒さ暑さって、
住んでみなければわからないってことなんですよね。
デザインのカッコいい、カッコ悪い、これは目で見ればわかる。
百聞は一見に如かずという言葉通りです。
だからデザインにこだわった会社さんが、
インスタなどでカッコいい家をアップして目に留まるわけです。
でも、温度って目に見えませんから、なかなか理解しづらい。
だから私達はモデルハウスの温度を計測して
実際にどんな暮らし心地になるのかを見えるかしています。
もっともっと、建ててからの暑い寒いのギャップを減らせられる
後悔の無い家づくりがしたいと思いました。