2021.07.08
社内の日常

言葉の印象

社長 伊藤明

こんにちは!

愛知県西尾市のイトー工務店 伊藤明です。


熱海の被害、本当にテレビで見ていてつらく感じます。

毎年毎年、どこかで豪雨の被害が起こっていて、

他人事とは思えない気持ちです。


今回の豪雨被害で「盛土」という言葉がよく出てきます。

妻は建築ど素人なので、

「盛土」という言葉にネガティブな印象を持ち始めています。

これ、きっと多くの方がそう思っているんじゃないかなって

感じるんですよね。


決して悪い工事ではなく、

敷地のかさ上げをしたりするのに必要だったり、

斜面に家を建てたりするときに必要な作業です。


でも、昨日ニュースで副市長さん(かな?)が

言ってみえましたが、

正しい工事ではなかったようです。


こういう正しくない工事は、

何かあったときに問題として取り上げられますが、

問題が浮き彫りになったときは

すでに手遅れということが

多くあります。


私たちも今、ウッドショックという

業界全体を巻き込む大問題に見舞われています。


最近はウッドショック駆け込みなんて言葉が

うまれてしまうくらい、

「価格を据え置きで契約できます」と、

まだ計画も半ばなのに契約をせがむ会社もあります。


それでまともな工事がしてもらえるなら良いのですが、

契約するだけして、手抜き工事でしたとか、

材料を節約するために見えないところ、

知らないところで悪さするとか、

後から追加請求が多く来るとか、

職人さんの人工賃を削るとか、

過去の建築業界内の動向を見ていると、

絶対に大丈夫とは言い切れないように思います。


お客さまの「こんなはずじゃなかった」が

うまれないように業界全体で気を付けていきたいです。