2022.09.17

安いけど不安なリフォーム?高いけどしっかりしたリフォーム?

社長 伊藤明

こんにちは。

西尾市で家づくりを通じてしあわせつくりたい!

イトー工務店 伊藤です。


昨日、リフォームのお見積り書の提出の為、

お客様のところへお邪魔してきました。


私、リフォームでお邪魔するのは結構好きです。

というのも、その方が今ある建物を、

どう変化させたいのか?

が伝わってくるからです。


新築は何もないところにつくりあげますが、

リフォームは今ある場所を変えていく仕事です。


例えば、

ユニットバスを入れ替える。

というのも素敵なリフォームです。

今、入っているお風呂での生活よりも、

もっと〇〇な生活に変わりたいと願った

生活のバージョンアップですよね。

例えば、

もっと温まるお風呂にしたい、

もっと洗い場が暖かいお風呂にしたい、

お掃除を楽にしたい、

リフォーム工事の理由は色々あると思います。


その希望を叶えるのは、

リフォームのだいご味です。


さて、今回のタイトルにもある、

「安いけど不安なリフォーム?高いけどしっかりしたリフォーム?」

ですが、リフォームは特にこの部分が分かれ道になります。

これ、どっちが正解で、どっちが不正解ということはありません。

激安リフォームでもうまくいくこともありますし、

高いリフォームで大損したという話も聞いたことあります。

(ウチではありえませんが(笑))


リフォームは最近、ネットや実店舗でも見かけるように、

激安でやっている業者さんが結構いらっしゃいます。

「こんな金額でやれるの?」

と、私たちがびっくりすることも...。


でも、

いろんな方からお話を聞いていると、

安いけど、不安が残るものが多そうですね。


というのも、

リフォーム工事って、

現場の下調べが8割を占めるといっていい。

この下調べをしっかりやらずに、

安い金額だけ提示していると、

えらいことになります。


先日も、

リフォームの現調に私たちの前に

他社の営業マンが来ていたそうで、

そのお話を聞きました。


ユニットバスの入れ替えの工事で、

浴槽の天井の点検口も開けず、

今ある姿をパッと見ただけで

物事を判断しておられたそうです。

そしてまさかの脚立すらもってこなかったそう。


いやぁ、その話、怖すぎ。


実際、私はというと、

水道屋さんと電気屋さんを連れて、

現調に行きました。


すると、

天井の点検口の向こうでトラブル。

換気扇がおそらくうまく取り付けられない事が判明。


そうなんです。

ユニットバスのリフォームあるあるなんですが、

昔のユニットバスと最近のユニットバス、

又はメーカーごとに変わってくる規格サイズ、

このあたりの影響で、既存の配管や配線が、

うまく使えないことってよくあります。


なので、これを把握しているのといないのとでは、

金額に大きな違いが…。


で、激安リフォームショップは、

実際に工事してみたら、

「こういった不具合で追加工事がかかるので、

〇〇万円追加でかかります。」といった具合に。


こんなことは下調べさえすれば

わかること。

そんなこと以上に、

リフォームは開けてみたら

「思ってたんとちがうーーー!」ってこと

あるわけなので、

調べられるところはすべて調べておきますよ、私w


ただ、

ごめんなさい。

その分、まっとうな工事の金額はかかりますので、

激安リフォームショップとうちでは

ウチのが高いと思います。

激安リフォームショップは、

人件費をとにかく削る(下調べなどの営業経費)、

大量に扱うから安く仕入れられる、

の二つが効果を発揮します。


私たちのような

小さな工務店は、

きちんとした仕事をしたいので、

かかるものはかかってしまう...

という感じです。


どちらが正解かとハッキリ言えませんが、

せっかく大きな金額を使うわけです。

出来上がった後に、

思い描いていた理想が叶った生活を

どうやったら手に入れられるのか?

そこに焦点を当ててみてはいかがでしょうか。


今日はリフォームの金額のお話しでした★