こんにちは。
西尾市で家づくりを通じてしあわせつくりたい!
イトー工務店の代表の伊藤明です。
ここ最近、金木犀がとってもいい匂いを出していますね。
自宅にも植えてあるのが咲いていますし、
散歩してたりしても香ってくるので、
秋だなぁ、良い臭いだなぁなんて思ってます。
あまりに金木犀の香りが好きすぎて、
沢山のメーカーさんの「金木犀」を意識した香水を
大学生の頃、根こそぎ集めたこともありました。
でも、どれも本物の金木犀とは程遠く、
ひどいときはトイレの芳香剤の臭いでしかないだろ!
と一人でつっこみを入れたくなるくらい、
変なものもありました。
やはり、自然のものを再現するのは難しいことなんだと、
大学生ながら思ったのを思い出します。
今日は10年前に建てていただいたお客様のおうちへ訪問してきました。
10年経ったので、外壁の塗り替えや室内の相談をいただいたのですが、
このお客様、家の中に入った瞬間思ったのですが、
築10年とは思えないくらいキレイでした。
なので思わず「めちゃきれいですね」と声に出てしまいました(笑)
そしたら、
「めちゃめちゃ大事に使ってますもん!家大好きなんです!」って
奥様から嬉しい言葉。
いやぁ、大事に使っていただけるのって、本当に嬉しいことです。
ただ、やっぱり10年前と今とだと、
いろいろとご家族の生活スタイルも変わっているし、
世の中の建築に対する常識的なところも変わってきていて、
そのギャップに対して何か対策は無いか?というご相談をいただきました。
問題点としては、大きく分けて二つ。
1つは、サニタリーでのプライバシー。
脱衣場での外から見えるシルエットや、お風呂の中のシルエットが外から見えてるのではないか?という事が気になる。
やっぱ丸見えでは無くてもシルエットって気になってきますよね。
そういったお声や、断熱・気密の観点も踏まえて、
今ではサニタリーや浴室の窓は、極力小さかったり、
浴室には窓をつけないというプランもつくるくらいです。
これは時代が変わってきたんだなぁというのをリアルに感じます。
2つ目は、手洗いについてです。
お子さんが大きくなってくると、スポーツで汗や汚れを連れてきたり、
ちょっと水が使いたいときに、脱衣室と洗面が一緒だと、
家族間とはいえ、プライバシーの問題があったりという問題がでてきます。
当時は、私の自宅も含めて、洗面所と脱衣場って当然のように同じだったのですが、
最近は洗面と脱衣を分けたり、玄関先に小型の手洗いを用意したりして、
対策している間取りを私たちもつくります。
また、コロナによって、手洗いの文化が変わりました。
家に入ったらまず手洗い、そんな風習もあって玄関先に小型手洗いが増えました。
その二つの問題をお話しいただきましたが、
それでも10年経っても自分の家が丈夫だし、大好きです。
と言ってくださり、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
10年経つと、どこか傷んだり、使いづらい部分も出てきて、
家への愛着が薄れるという方も聞いたことがありますが、
このご家族はそんなこと全然なく、
見るからにきれいにして頂けていることがわかる、
そんなご自宅でした。
これから対策を考えていきますのでお待ちください(^^)/
A様、今日は嬉しいお話しをありがとうございました!