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エコ住宅の驚きの空調設計

エアコン1台で快適な環境をご提案します!

エコ住宅の断熱性能と気密性能であれば、
各部屋へエアコンを設置しなくても家中を冷暖房することが理論上可能となります。

そこで、エコ住宅CONCEPT+、Lux、ULには、
床下エアコン暖房と、小屋裏エアコン冷房を標準装備しています。

しかし、エアコン1台で空調すると聞くと、

  • 月々の電気代が高そう・・・
  • エアコンが効かなさそう・・・
  • 強烈な風を浴びそう…
  • 壊れた時のメンテが大変そう…
  • 建築費用がすごそう・・・

など、たくさんのネガティブなイメージがついてきます。

世の中には多くの全館空調システムが発表されていますが、
イトー工務店の床下エアコン、小屋裏エアコン方式は、
すでに兵庫県の松尾建築設計室で何棟もの建物で実証をされ、
しかもコストパフォーマンスの高い空調方式となっています。

ここでは、床下エアコン、小屋裏エアコンの正直なメリットやデメリットを
知っていただきたいと思っています。

床下エアコン暖房

床下エアコン暖房の特徴は、床下空間を暖めて足元を暖めることです。

壁掛けエアコンで暖房をしていても、
どうしても暖気は上昇するという性質から足元まで暖気が行き届きにくく
足元に寒さが残りがち
です。

床下エアコンであれば、床下空間のつながりを通じて、
LDKだけでなくトイレ、洗面脱衣、廊下まで暖めることができます


この床下暖房は、兵庫県明石市の松尾建築設計室の松尾先生から直接学び
空調設計技術、エアコン機器選定技術、そして断熱性能や気密性能などの空調環境を作りだす技術を習得した
弊社専門スタッフによって計算を行って設計を行います。

床下エアコンの4つのメリット

1.家全体(1階+2階)が床下を通じて暖かく保ちやすくなる

床下エアコン暖房は、床下空間を通じて家じゅうを暖めることができる暖房方式です。家の中をエアコン1台で暖房することができるので、電気料金も安く済みます

2.床材の材質を選ばない

床下エアコンは、床暖房のような床を高温にする設備ではなく、床下の空気を24℃前後に保ちながら暖気が上昇する性質を使って暖めていく空調方法です。ゆえに床材に制限されることなく、無垢のフローリングを選ぶことも可能となります。

3.エアコンなのに温風を感じない

エアコンが嫌いという方は、エアコンが嫌いというわけではなく、エアコンの風が嫌いという理由の方が多いと言われます。床下エアコン暖房は、風の力で暖房するのではなく、床下の暖気を徐々に家じゅうにめぐらせていく空調方法ですので、従来エアコンが嫌いだった方でも抵抗感なく使用していただけます

4.一般で流通しているエアコンなので交換・お手入れが簡単

世間のいう全館空調システムというのは、特殊な空調機器や特殊な配管などを張り巡らせるというものを指します。

特殊機器であるため、入居から10年程度は問題なく使用できても、故障等が起きた時には多額の修理費やメンテナンス費がかかります。

床下エアコン暖房は、一般流通している汎用品エアコンで設計していますので、10年以降のメンテナンス、交換なども安価に行う事ができます。

床下エアコンに必要な4つの技術

松尾先生が全国的に実務者向けにセミナー等を行いだした事と、
各メディア露出が増えたことで、床下エアコン暖房のブームが起こるようになりましたが、
ただ形だけを真似して失敗をしている工務店が続出するようになりました

もしもこの床下エアコンを他社様で採用されるのであれば、
4つの技術がその建築会社にそなわっているかをしっかり確認しましょう

1.適切な住宅性能の確保

床下エアコンを採用するには、基本的な住宅の断熱性能が満たされている必要があります。UA値は少なくとも0.57以下C値が1.0以下で設計がされていないとそもそも暖気が家じゅうに広がる前に冷えてしまいます。また、この空調方法を採用する場合は、床断熱工法では対応できず、基礎断熱工法で建築計画をしなければなりません。

2空調設計能力

床下エアコン暖房で家じゅうを暖めたとしても、電気代がかかり過ぎてしまっては、使用に抵抗感が生まれてしまいます。

また、どの部屋にどれくらいの通気口を設ければ効率よく暖房できるのかが計算できなければ、床下エアコン暖房は単なるギャンブルです。完成してから効く効かないを確かめるような事が住宅建築であってはいけません。

3.エアコン能力の選定

床下エアコンを設計する際に必要となるのが、機種選定の技術です。どんなエアコンでも必ず効くとは限りませんし、ただひたすら容量の大きい機種を選べば良いというわけでもありません

建物の大きさに対して、最適のエアコン容量を選択できる技術が必要となります。そのためにも、暖房負荷計算スキルが必須となります。

4.エアコン運転方法

床下エアコンには、運転方法も特徴的です。この運転方法を誤ると室内は暖かくても電気代が高すぎてエアコンをつけるのが怖くなるという現象がおこります。

暖房費をそれなりに抑えて使用するのが難しいのが床下エアコン暖房です。しっかりと床下エアコン暖房の運転方法をお客様に伝えられる技術も必要です。


小屋裏エアコン冷房

暖房以上に日本の住宅業界ができていないのが冷房計画です。
床下エアコン以上に、家1軒を冷房するには高い専門性の知識と技術が必要となります

だからと言って、すべての部屋にエアコンを設置・稼働させると光熱費やメンテナンスコストは高くなります。
また、現在の建築に沿った断熱性能をであれば、
決して高性能住宅でなくても畳数と同等のエアコンを選択すれば能力過剰となり、
強い冷風が不快となってしまって、せっかく高い費用をかけて購入しても、
無駄な買い物となってしまいます。

それを解消するのが小屋裏エアコン冷房です。
小屋裏エアコン冷房は、小屋裏空間にエアコンを1台設置して小屋裏を冷やします

その冷気をファンを使って各居室に配ります。
兵庫県明石市の松尾建築設計室から、直接、設計技術や専門的な知識などの技術指導を受けたスタッフが
空調設計を行い、快適な冷房空間を提供します。

小屋裏エアコンの4つのメリット

1.24時間冷房運転していても冷房費を抑えられる

小屋裏エアコン冷房を稼働させると、小屋裏空間はおおよそ24℃、2階の居室で27℃前後、1階も27℃前後になります。イトー工務店の目指している高気密高断熱住宅で、南の窓からの日射をしっかり遮蔽した状態で真夏の8月に、24時間つけっぱなしにしても月々4,000円~5,000円くらいの光熱費で納まります。

2.各部屋にエアコンを設置するよりも初期コストも交換コストも抑えられる

小屋裏エアコン冷房は、1軒の家をエアコン1台で冷房します。しかも、一般流通している汎用品の壁掛けエアコンを採用しています。エアコンの容量も何十万円もするような大型のエアコンではありませんから、初期コストも10~15年後の交換時のコストも、どちらも1台で大丈夫。


3.カビ・ダニが発生しにくい環境を整えられる

小屋裏エアコンで冷房すると、24時間快適な温度と除湿された室内環境をつくることができます。今までのように、窓を開けて風をいれて涼をとると、外から多くの湿気と、カビやダニを招き入れることになりますからおススメしません。小屋裏エアコンの空間ならば高温多湿状態で動きが活性化するカビやダニの発生や繁殖も抑えることができます

4.冷風を感じることなく快適環境になる

小屋裏エアコンでは、小屋裏で稼働しているエアコンの涼しさをファンを使って各部屋に配られます。ファンを使うと言ってもビュービュー風が吹くわけではありませんから風で冷やすというよりも、室内全体の温度を徐々に下げていくというイメージですから春や秋のような「暑い」「寒い」という感覚ではなく「無」の感じ=「快適」な状態となります。

小屋裏エアコンの4つのデメリット

1.設計にかなり高い専門性が必要で安易に誰でも設計できるわけではない

床下エアコン以上に小屋裏エアコンの空調設計は難しく、
建物の日射条件や断熱性能、間取りなどに適した空調設計技術が必要となります。

よって、小屋裏エアコンの情報を知ったからといって、
他社様で必ず成功できるという可能性はかなり低いと言わざるを得ません

2.あらかじめ小屋裏空間を設計して建築するため、初期建築コストが上昇する

小屋裏収納部屋を設計段階で計画して、その空間を冷媒空間として使用するため、
どうしても初期建築コストは通常の平屋建て建物や2階建ての建物に比べて高額となります。

しかし、長期的な目線で見ると、その建築コストは必ず回収することができます

3.屋根断熱の知識がない建築業者だと結露を起こし建物の耐久性が低下する

常時天井断熱しか行っていない建築実務者が取り組むと、
小屋裏空間の冷気と屋根下地の通気空間との温度差で結露を起こす可能性があります

結露の対策をしっかりと行っておこないと建物の耐久性を損なう可能性が高まります。
小屋裏エアコンに慣れた建築業者以外での採用はおススメしません

4.涼しい環境を体感していないとなかなかイメージがしにくい

人によって「涼しさ」の感じ方は千差万別。
実際に小屋裏エアコン冷房の空間を体感してから計画をすることをおススメします。

イトー工務店では、モデルハウスに小屋裏エアコン冷房を採用しているので、
是非、体感しにモデルハウスへお越しください。

モデルハウスで体感してたいかたはコチラ

なぜオールシーズン1台で空調しないのか

よく「なぜ各季節ごとに1台ずつエアコンをつけているのですか?家1軒でオールシーズン1台だけで空調設計はできないのですか?」と質問をいただきますが、シーズン毎に1台(計2台)で設計するのには理由があります。それは、エアコンが10年から15年経ったときの故障に対して、命を守る必要があるからです。

今では室内でも熱中症が心配されるくらい毎年、7月~9月までは猛暑です。もしも、夏場のもっとも暑い8月にエアコンが故障したとしたら、どうなるでしょうか。室内で家族が熱中症に・・・、という状況が起こる可能性が高まりますし、夜になっても安眠を妨害されるくらいの環境となります。

しかし、エアコンの修理業者は壊れた次の日に来てくれる事など絶対にありません。早くて1週間、遅いと2週間以上経っても修理に来ることができないくらい修理業者にとっては多忙な時期なのです。

そんな時に、1台でも動くのならば、そのエアコンを動かして環境を臨時的に整えることはでき、ご家族の命を守ることができます。オールシーズン1台にしない理由は「ご家族の命を守るため」です。

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エコ住宅の驚きの空調設計※今ココ

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