2022/10/26
家づくり情報
ウッドデッキの劣化具合
こんにちは。
家づくりでしあわせつくりたい!
西尾市のイトー工務店 代表の伊藤です。
今朝の外気は10℃を切りました。
いよいよ冬に向けて進んでいくのでしょうか?
私の自宅は14年前に建てているので、
今ほどの性能もなく、冬は何もしなければ寒いです。
ただ、断熱性能をそれなりに高めにしているので、
暖房やファンヒーターを使えば保温力は良いです。
今日はそんな我が家のウッドデッキをご紹介します。
今はこんな感じです。
ばばん!
ウッドデッキの色は雨ざらしに合っているのと、
試しに…と思って10年以上、
一切何のメンテナンスもしてきていないので、
すすけた感じの木の油が抜けたグレー色です。
ただ、このウッドデッキの材種は
かなり屋外のさまざまなものの影響に対して強いです。
というのも、普通のウッドデッキ材と
呼ばれる木材でつくったウッドデッキなら、
塗装などのメンテナンスを行っていなければ、
結構早い時期に腐ってしまったりして、
ダメになってしまうというのが、
ウッドデッキにまつわる通説です。
でも、この材種は、
雨などの影響を受けにくく、
メンテナンスしてなくても、
全然壊れる様子がありませんし、
ウッドデッキとしての機能を
何一つ損なっていません。
伊藤家で実証済みです。
ただし、こんなすすめたウッドデッキでも、
つくった頃、最初はこんな感じだったんです。
キレイですね~。
こんな感じの赤味がかったきれいなウッドデッキでした。
でも、ここからしばらくの間は、
ウッドデッキの油分やアクが雨で染み出てくるので、
今のようなグレーになってくるまでの間、
ウッドデッキの下の地面が赤くなります。
なので、ウッドデッキの下の地面が土なら
そんなに気にならないとは思いますが、
私の自宅のようにコンクリートだと、
ウッドデッキの下が赤茶色の絵の具を
こぼしたかのような感じになって、
キレイとはいません^^;
ただ、時間が経ってくると、
その辺りも気にならなくなるし、
コンクリートも経年で白い状態から、
汚れてくるので、
言い方は若干おかしいかもしれませんが、
ウッドデッキのアクとコンクリートの汚れが
馴染んできます。
今では樹脂まじりのメーカー製品のウッドデッキも
あります。
樹脂を混ぜたウッドチップ製のものですが、
これだとほぼメンテナンスフリーと言われています。
ただし、ウッドデッキに
本物の木の風合いが欲しいという方には、
あまり向かないと思うので、
なかなかこれからウッドデッキを選ばれる方は
選択肢をしっかりと見据えて考えなければならないですね。
アウトドアで、屋外でバーベキューや、
庭キャンプを楽しみたいという方には、
正直、手がかかっても天然木材でウッドデッキをつくられた方が
私はいいと思っています。
でも、お庭でお子さんと遊びたいとか、
洗濯物を干す場所としてとか、
ちょっと春や秋の天気の良い日に家族で
ティータイムを楽しみたいという方には、
メーカー製のウッドデッキでも良いかもしれませんね。
もし、ウッドデッキを希望の方は、
一度、お話し聞きに来ていただけると嬉しいです。
では今日もありがとうございました!