2023.06.14
家づくり情報

温熱勉強していてこの言葉、響きました。

社長 伊藤明

こんにちは!

イトー工務店の伊藤です。

相変わらずの松葉杖生活です。


こんな生活なので、

動画見たり、本を読んだりが多いのですが、

昔、メモをとった記録を読み返したりもしてます。


そんな中で、この言葉が今になって本当に「なるほど!」って

思った記録があります。

それがこれです。

以下、メモより。


今、おそらくエアコンを使っている人達は、

「部屋を冷やす」「部屋を暖める」為に冷暖房を動かしていると勘違いしている。

でもそれは、「人を冷やす」「人を暖める」為に動いている。

知らない間に目的が間違ってしまっている。


その証拠に、エアコンをオフにすると、

そんなに時間が経過しないうちに「暑い」「寒い」となってしまっている。

直接風があたらないと「涼しい」と感じられないこともある。


エアコンの風を浴びていないくても快適にいられること、

それが本来の空調の在り方。


以上、記録。


昔、まだ断熱を学び始めて少しした頃の記録ですが、

今読むと頭にズバっと入ってきますね。

いやぁ、ホンとその通りです。


もっと、これを突きつけるならば、

暑いとか、寒いとか、あったかいとか、涼しいとか、

何も温度に対して感じなくなるくらいの状態。

これこそが本当に理想ではないでしょうか。

温度に対して「無」であること。


ここへの追求が大切ですね。


数字遊びで断熱性能がいくつとか、

気密性能がいくつだとか、

そんな競い合うことではなく、

これから家づくりをされる方々が、

室温に対して「無」でいられる状態。

ここが大事ですよね。


今日は、昔のノートの記録から引っ張りだした内容でした。